|
|
| |
| “IXY DIGITAL 3000 IS”は、「IXY
DIGITAL 2000 IS」(2007年9月発売)の後継機種となる、IXY DIGITALシリーズのフラッグシップモデルです。光学3.7倍ズームレンズを継承しつつ、超高精細1,470万画素CCDを搭載したことで、さらなる高画質を実現しました。マニュアルモードでシャッタースピードや絞り値の変更が行えるようになったほか、被写体にピントや露出を合わせ続けて素早く撮影ができる「クイック撮影」を新たに搭載しています。優美な連続曲面で構成されたボディには、高輝度なアルマイト処理を施すことで、高級感あふれるデザインに仕上げになりました。ボディカラーは「パンサーブラック」と「ウルフシルバー」の2色バリエーションを用意しました。 |
※ニュースリリースより抜粋 |
|
|
|
| |
希望小売価格:オープン価格
発売日: 2008年9月20日 |
|
|
|
|
|
 |
 |
|
|
| |
|
| |
| ・液晶モニター |
| |
広視野角2.5型、約23.0万画素、視野率:100%の液晶画面は、見え味や視認性が高く他のデジスコ向きデジカメの中ではとても見易く秀逸です。ピントの山も掴みやすく液晶モニターフード使用時も良好な見え方です。撮影時の画面表示は情報表示の有無、スルー画面表示無しの3種が選択可能。更にヒストグラム表示機能(ON、OFF表示可)もあります。表示情報量は豊富で設定状況を把握しやすくなっています。IXY2000IS同様、水平出しに便利なグリッドライン表示が可能で、電池残量も液晶モニター上に3段階で表示されます。情報表示は構図決定の際表示が邪魔になる場合は、表示なしを選択するとよいでしょう。 |
|
|
| |
|
| |
| ・機能設定 |
| |
MENU構成、ファンクションボタンによる設定は、直感的に操作ができわかりやすいものとなっています。IXY2000ISと同じく再生ボタンが独立していますので、撮影後の画像確認がしやすくなっています。
又、撮影モードに新しくMFが追加され露出の自由度が増しよりこだわった撮影が可能になりました。
もうひとつ注目の機能は『ピント拡大機能』です。ピント合焦時に中央部分が拡大表示されデジスコ撮影時のピント追い込み作業が非常に楽になります。ピントをしっかり合わせたい方にオススメの機能です。(任意でON、OFFの切り替え可能)
イージーダイレクトボタンには従来通り撮影機能を1つ設定できるようになりましたので、露出設定に有効な「露出補正」を割り当てることをお勧めします。ワンボタン操作とコントローラーホイールの併用でより素早い露出補正が可能となります。測光方式にスポット測光を設定した場合、電源OFFすると設定がクリアされてしまいますので、スポット測光を多用する方は注意が必要です。レポート後述にデジスコ撮影用推奨設定を掲載しているので、参考にしてください。 |
|
| ・連写性能 |
| |
画像サイズ15M(スーパーファイン)設定時、30秒間連写でシャッターを切り続けるテストでは、最大約1.33コマ/秒を記録、メモリー容量まで連写可能でした。連写性能はメモリー書き込み速度に依存しますので、高速タイプSDメモリーカードの使用をお勧めします。連写設定は電源OFF時クリアされてしまいますので、電源を投入した時には必ず連写設定を行ってください。最近のコンパクトデジタルカメラ全般に言えることなのですが、連写設定がクリアされてしまう機種が多く、今後改善を望むところです。
| ※株式会社デジスコドットコム調べ: |
Transcend社製 2GB
150倍速 SDメモリーカード使用時 |
|
|
| ・AF応答性 |
| |
AF応答性能はとにかく瞬速です。シャッターボタン半押しでサクサクとピント合焦マークが表示されます。AF精度も多少前ピンぎみでも合わせてしまう癖はあるのですが総合的には優秀ですので、実際の撮影ではAF任せがよいでしょう。AF設定(MENUのAFフレーム設定)はAiAFよりもピントの歩留まりが良好な中央、フレームサイズは小をお勧めいたします。もし、フレームサイズ小でAFが迷ってしまう場合は標準に変更してみましょう。 |
|
| ・動作性能 |
| |
電源投入後の立ち上がりから設定画面の操作、撮影時などレスポンスは良好でキビキビと動作します。新しく追加されたコントローラーホイールも使いやすくボタン配置も適度な距離があるので操作感は悪くありません。唯一の難点は、IXY2000isよりもズームレバーが小さめなことです。ズーム時細かなステップアップを要する場合は難しいこともありますが、慣れてしまえば大丈夫でしょう。 |
|
|
| |
|
| |
| |
キヤノン独自の映像エンジン「DIGIC W」の効果は絶大で高速処理とともにディテールまでも鮮明に表現する高解像力とメリハリがあり、発色性能はIXY2000ISよりもナチュラルで良好です。画像の破綻も少なく色収差も良好に補正されているのが特長です。A3サイズも余裕でプリントできます。ただし、デジスコ撮影時はズーム6ステップ目〜望遠端までの画像は落ちる傾向にあるようです。(詳しくはケラレ検証をご覧下さい。)1/1.7型CCD
1470万画素採用のデジタルカメラでは、細かい線が太めに処理されてしまう傾向があるようです。裏技としてシャープネスをマイナスに振り、後処理の画像処理の際、アンシャープマスクで補正すると良い結果が得られるようです。 |
|
|
| |
|
| |
| |
光学ズーム倍率が3.7倍で、デジスコ適性は前モデルのIXY
2000ISとほぼ同等です。新しく追加された機能のマニュアルモードで絞りやシャッタースピードを自分で工夫できるようになり更にコントローラーホイールも追加され操作性も大きく向上しました。ズーム全域でケラレ特性や周辺減光は発生にしくくデジスコ向き他社カメラとの比較では適合性(対スコープメーカー)は優秀な成績です。専用カメラブラケットの取り付けや光軸調整にやや難がありますが、カメラ基本性能や連写性能、描写性能などデジスコ用途として現時点では最良のコンパクトデジタルカメラです。デジスコ用カメラとして今後定番カメラとなること間違いなしでしょう。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
| |
| CANON
IXY DIGITAL 3000 IS カメラ設定 |
|
| |
 |
| |
 |
| |
| |
| ■モードダイヤル … P/M(プログラムモード/マニュアルモード) |
|
| |
| |
※モードはP(プログラムオートモード)に設定済 |
| |
回転ダイヤルでM(マニュアルモード)に変更可能です。 |
|
|
| |
 |
| |
| |
■MENUボタン を押した後順番に設定する項目 |
| |
 |
カメラマーク |
|
| |
| AFフレーム |
中央 (状況に応じてAiAF
も有効です) |
| AFフレームサイズ |
標準に設定済。小でも可(上記、AFフレームで中央の場合設定可能) |
| ピント位置拡大 |
入 (拡大表示が使いにくい場合は、切にしてください。) |
| サーボAF |
切 |
| デジタルズーム |
切 |
| ストロボ設定 |
特に設定しません |
| 暗部補正 |
切 |
| ドライブ設定 |
特に設定しません |
| 撮影の確認 |
切 |
| MF拡大表示 |
入 |
| AF補助光 |
切 |
| レビュー表示 |
ピント確認 |
| 自動カテゴリ |
入 |
| 撮影ガイド |
グリッドライン |
| ヒストグラム |
切(お好みに合わせて入でも可) |
| 手ブレ補正 |
切 |
| 日付写し込み |
切 |
| ボタン機能登録 |
露出補正を選択済 |
|
|
| |
 |
工具マーク |
|
| |
| 消音 |
切 (音が気になる時は、入) |
| 音量 |
工場出荷状態のままです |
| 液晶の明るさ |
マイナス側にひとつずらす (白点7個) |
| 節電 |
オートパワーオフ…切 ディスプレーオフ…3分 |
| エリア設定 |
家マーク(自宅)は設定済。飛行機マーク(訪問先)は未設定。 |
| 日付/時刻 |
設定済み |
| 時計表示 |
5秒 |
| カードの初期化 |
撮影前、初期化する場合に使用します |
| 画像番号 |
通し番号 |
| フォルダ作成 |
工場出荷状態のままです |
| 縦横自動回転 |
入 |
| 距離表示 |
m/cm |
| レンズ収納時間 |
1分 |
| 言語 |
日本語 |
| ビデオ出力方式 |
NTSC |
| 印刷接続方式 |
自動 |
| 初期設定 |
工場出荷時の初期状態に戻す時に使用 |
|
|
|
| |
 |
| |
| |
■ファンクション/セットボタン を押した後順番に設定する項目 |
| |
 |
露出補正 |
|
※オススメの露出補正値は、「-2/3〜-1」
です。逆光時はプラス側へ。 |
 |
ホワイトバランス |
|
AWB (天候に合わせて太陽光、くもりもOK) |
 |
マイカラー |
|
切 |
 |
ストロボ調光補正 |
|
ストロボは使用しないので「0」のままでOKです。 |
 |
測光方式 |
|
中央部重点平均測光 |
 |
画質 |
|
スーパーファイン |
 |
解像度 |
|
L 15M 4416×3312 |
|
|
|
| |
 |
| |
| |
| ※スピードライトの設定は発行禁止にしてください |
| ※ISO感度は「80」に設定してください |
| ※連写設定について |
| |
電源を切ると連写設定が解除されてしまいますので、電源投入後は毎回設定してください。
設定方法 → タッチホイール下側の押して連続撮影を選択します。
節電設定でオートパワーオフを切に設定しておくと、電源OFFするまでは記憶されています。
|
|
|
|
|
 |
 |
|
|
| |
|
| |
| スコープや接眼レンズなど光学ユニットへ接続する為には以下のパーツ類が必要となります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
その他あると便利なパーツ類は以下の通りです。 |
|
|
|
|
|
|
| |
|
|
| |
|
CANON IXY DIGITAL 3000
ISへカメラブラケットBR-IXYsu2を装着します。 |
|
| |
|
| |
| |
| スコープ、接眼レンズ(アイピース)までの接続方法は以下の組合せ例(図)を参考にしてください。
|
 |
|
|
|
|
|
| |
| ◎楠元の・・・
BR-IXYsu2+IXY3000IS取付体験記〜! |
|
| |
| |
IXY3000ISはIXY2000ISよりも曲面が多くなり光軸調整が非常に難しくなりました。そこで、私自身実際に取り付けの体験をしてみました。(指導はデジスコドットコムスタッフの山田) |
|
| |
|
|
| |
|
|
| 1. |
作業の第1段階としてまずはブラケットの仮組みをします。仮組みはその後のブラケットの調整にも影響するということなのでしっかり教えて頂きました。スペーサーシール等の貼付位置等も厳密に決められており仮組みの段階で四苦八苦しました。 |
|
|
| |
|
|
| 2. |
IXY2000ISとの取付の相違点は上部パーツの取り付け位置が一段シャッターボタン側にずれました。レリーズステーの位置も若干変更になりました。 |
|
|
| |
|
|
| 3. |
仮組みした後はカメラに取り付け三脚ネジを締め込みます。(本締めの8割程度で締めこんで下さい。)仮組み段階で締め切ってしまうとその後の調整が難しくなるようです。指示の通り今の段階ではややしっかりと締めこんで次の作業に移ります。 |
|
|
|
| |
|
|
| |
|
|
| 1. |
作業の第2段階は直角調整作業です。レンズがブラケットに対して直角に出るように作業します。IXY2000ISは曲面構造ながらブラケットのフェイス面に対しレンズ繰り出し部分の直角を比較的簡単に
出せたのですが、IXY3000ISは正面の曲面がより大きくなり非常に難しくなりました。直角を出さない事には光軸調整作業ができない状態です。私にとっても一番の試練でした。何度挑戦しても写真のようにNGばかりで全然うまくいかず困難を極めました。かなりヒントを与えて頂きながらギリギリでOKを頂き次の作業に進みます。 |
|
|
|
| |
|
|
| |
|
|
| 1. |
作業の第3段階は直角を出してから実際に電源を入れてレンズ位置が中心にくるように調整します。カメラアタッチメントTA-W1を装着しレンズが中心にあるかレンズとTA-W1のスペースをノギスで寸法を測る作業に入ります。ブラケットを1mm単位で微調整しながら進めて行きます。(チェックはデジスコドットコムスタッフの山田が行いました) |
|
|
| |
|
|
| 2. |
微調整が済みやっとの事でブラケットの調整が完了しました。レンズ位置調整作業で一通りのブラケット取り付け作業は終わりました。残るは各スコープでの光軸調整になります。 |
|
|
| |
|
|
| 3. |
カプラーをわざとケラレのある組み合わせにし光が中心にくるように調整します。直角調整やTA-W1を使った調整でほぼ光軸は出ていますので三脚ネジを緩めブラケットをずらしてケラレが均一になるように微調整します。あまり極端に動かしてしまうと始めからやり直しになってしまいますので慎重に作業を重ね仕上げます。ここはスムーズに調整が済み次の作業に進みます。 |
|
|
|
| |
|
|
| |
|
|
| 3. |
取り付け作業の最終段階はレリーズステーを取り付けです。レリーズでボタンを押し込んだ時にスムーズに押せるようにシャッターボタンの中心にレリーズがくるようにします。 |
|
|
|
| |
|
|
| |
|
|
| 1. |
これで完成になります。
≪楠元が取り付け作業で感じた事、思った事≫
IXY3000isは特殊な本体デザインのおかげで2000isよりも調整が高難度になってしまいます。特に難しく感じたのは直角調整です。これがなかなかキッチリ出ないのです。光軸調整に対して一定の知識がないと困難を極める作業だと感じました。専門スタッフがいるお店でしっかり調整して頂くのが一番オススメです。取り付け、光軸調整がしっかりできれば後述の作例のような高画質な写真が撮れるカメラです。 |
|
|
|
| |
|
| |
|
|
 |
 |
|
|
| |
ケラレ、周辺減光の発生を確認しやすい空抜け条件を想定しPCの白画面を撮影しました。
(国内、海外メーカーの口径別主要4機種にて検証)
※CANON IXY DIGITAL 3000 IS のズームステップ数は、8ステップ。中間域は5ステップ目を撮影
|
|
| |
| |
| 検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
Nikon ED82
●接眼レンズ
TurboAdapter30XWFA
●アダプター類
TA-W1, TA4+5 |
 |
 |
 |
| ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端,テレ端,画像四隅に僅かながら周辺減光が感じられますが、軽微なもので実際の撮影では全く気がつかないレベルです。ズーム全域でケラレや周辺減光の発生はありません。 |
|
|
|
| |
| 検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
KOWA TSN-774
●接眼レンズ
KOWA TE-17W
●アダプター類
TurboAdapter P2,
TA-W1, TA4+5
|
 |
 |
 |
| ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端画像とテレ端画像の四隅に僅かながら周辺減光が感じられますが、極々軽微なもので実際の撮影では全く気がつかないレベルです。ズーム全域でケラレや周辺減光の発生はありません。 |
|
|
|
| |
| 検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
ZEIS SDiascope65T*
●接眼レンズ
ZEISS 23XBWW
●アダプター類
TurboAdapter Z1,
TA-W1, TA4+5 |
 |
 |
 |
| ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端,テレ端上部に極々軽微な周辺減光有り実際の撮影では気が付かないレベルです。ズーム全域でケラレや周辺減光の発生はありません。 |
|
|
|
| |
| 検証機材 |
ワイド端 |
中間域 |
テレ端 |
●スコープ
Vixen ジオマII ED52-S
●接眼レンズ
Vixen GLH20D
●アダプター類
TurboAdapter G2,
TA-W1, TA4+3,
58mm延長リング |
 |
 |
 |
| ケラレ、周辺減光の状況: |
ワイド端ではケラレ、2ステップ目では僅かに周辺減光が発生します。3ステップ目以降からはケラレや周辺減光の発生はありませんが、テレ端では僅かながら周辺減光が出ます。 |
|
|
|
| |
|
| |
| ※ |
SUAS機能について
SUASとは、Slide Up Adapter Systemの略称で、アダプター本体を前後にスライドアップすることができます。デジスコ撮影時には、SUAS機能により接眼レンズとカメラレンズとの距離の微調整が可能となり最適なクリアランス調整ができます。上記ケラレテストではTurboAdapterP2においてテスト撮影時SUAS機能を利用しています。
| ◎調整方法: |
基本的にワイド端でケラレや周辺減光が発生しない位置をSUAS機能によって探し出せばクリアランス調整完了です。
|
| ■ |
SUAS(Slide Up Adapter
System)機能採用のアダプター |
| |
・TurboAdapter 28XWDA(ニコン用、接眼レンズ付き)
・TurboAdapter P2(KOWA TSN-880/770シリーズ用)
・TurboAdapter SW1(SWAROVSKI用)
・TurboAdapter L1(Leica用) |
|
|
|
| |
|
| |
| |
IXY3000isは概ね、どのスコープでもケラレはほとんどなく良好な結果を示してくれました。しかし、レンズ構成等に仕様変更が見られワイド端ではIXY2000isより周辺減光が出るようになりました。また、ズーム6ステップ目〜テレ端までは画質が落ちる傾向があります。6ステップ目〜7ステップ目までの画質は使えない程の大きな低下ではありません。テレ端を使用した場合は解像感のない画像なってしまいますのでご注意下さい。2〜5ステップまでの画質は周辺減光もなく本当に素晴らしく良好な結果が残せるカメラです。 |
|
|
|
 |
 |
|
|
| |
|
| |
| |
【作例撮影機材】 |
| |
|
|
| スコープ |
KOWA
TSN-774 PROMINAR |
| アイピース |
KOWA
TE-17W |
| アダプター |
TurboAdapter
P2 |
| カメラ |
キヤノン
IXY DIGITAL 3000 IS |
| 雲台 |
究具01
ジンバル雲台 |
| 三脚 |
GITZO
GT1228 2型カーボン |
|
|
|
|
|
 |
 |
 |
| 2008年10月24日 DIGISCO.COM
楠元(くすもと) |